プライオリティ・パスと言えば、世界中の提携空港ラウンジが利用できるVIPカードとして有名です。
クレジットカードの付帯特典として保有しているのですが、海外旅行が年一程度の我が家にとってはあまり使い道はありませんでした。
今回はラウンジではなく、ロサンゼルス空港
アナハイムのホテルまで「空港送迎サービス」を利用してみることにしました。結果、激しく後悔した…というお話しです(笑)
全てがそうとは限りませんが、「海外ではこんなこともある!」という参考にしてもらえたらなと思います。
*本記事は執筆時点での情報を基に作成しております。閲覧時点では内容に変更がある場合がございますので、あらかじめご了承ください。
プライオリティ・パスの空港送迎サービス
プライオリティパス・アプリから予約
予約はアプリから簡単にできました。
- 送迎場所(空港名)
- 降車場所(ホテル名)
- 片道 or 往復
- 送迎日時
- 搭乗便
などを入力して検索
スーツケース3個だったので、念のためミニバンを選択しました。
予約内容を確認し、クレジットカードで支払い。
金額には税金・通行料金・チップが含まれます。
決済は利用後に処理されていました。
予約が完了すると、予約確認書とバウチャーがメールで送られてきました。
- フライト到着時刻から45分間待機。
- 到着後にドライバーに電話し、どの柱付近に立っているか連絡する。
などの内容が書かれていました。
英語が話せない私達にとって、ドライバーに電話しなくてはいけないのは難題でした。
あとは現地でちゃんと会えるか?心配でした。
ライドシェアとの比較
空港送迎を探す中で、もちろん他の会社やライドシェアとも比較しました。
ロサンゼルス空港はとても大きな空港なので、タクシーやライドシェア(UberやLyft)を利用する際は専用ターミナルLAX-it まで移動する必要があります。
国際線だとTarminalB(トム・ブラッドレー国際ターミナル)、国内線はTarminal1〜8に到着します。
ライドシェア乗り場まで徒歩で行くには遠い距離なので、無料のシャトルバスに乗って移動します。
これがちょっとネックだったため、空港送迎サービスを利用することにした訳です。
プライオリティ・パスの空港送迎なら到着ターミナルまで迎えにきてもらえます。
料金はポンド決済だった
先程のアプリ画面を見て気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが…。
私は勘違いしていました!
チップも込みで「102.65ドル」なら安い方かも…。
Uberと値段を比較してもそこまで大きな差はなく、しかもプライオリティ・パスの送迎なら安心できるだろうと思ってしまったのです。
アメリカでの送迎なので、すっかりドルだと思い込んでしまったんです…。
帰国してから、支払い明細を見てびっくり!
高くない??(換算レート:191.992)
よくよく見たら、ポンドだったんですね!
海外旅行によく行く人なら「£」表記ですぐ分かったのかもしれませんが、イギリスに行ったことのない私は全く気づきませんでした😭
気づかなかった&確認しなかった私がいけないのですが、ショックでした〜
しかも後述していますが、運転が最悪だったので…。
余計にショック。
予約時に気づいていればキャンセルしていたのに😢
送迎〜到着まで
空港到着後に電話連絡
荷物受取り後、ターミナルの外に出ると白い柱に番号が書いてありました。
バウチャーに書いてあった電話番号(アプリからも確認できます)に電話をかけ、名前と柱の番号「4B」と伝えました。
何と言っているのかよく分かりませんでしたが(笑)、たぶん「15分くらいかかる」と言っていたのだと思います。
その場で待つことにしました。
車のナンバーが分からないので見つけにくい
UberやLyftなら配車された車のナンバーがアプリに表示されますが、こちらの送迎では車のナンバーは分かりません。
どの車が自分たちの送迎車なのか分からないので…
それらしい車から降りてくる人に声をかけたりしましたが「No」と言われることも。
10分くらい待って「◯◯◯?」と私たちの名前を聞いてくるドライバーが!
バウチャーの写真のようなミニバンを想像していましたが、実際はSUV車でした。
しかもプライオリティ・パスの送迎なので服装もちゃんとした感じなのかな?と勝手に思っていましたが、バカンスに行くようなラフな服装のドライバーさんでした(笑)
荷物を車に積んでもらい、いざ出発。
と思ったら、「送迎先の住所を教えて」と言ってきました。
予約した際に送迎先の住所は連絡してあるし、バウチャーにも記載されてるのに???と思いましたが、スマホで住所を見せてナビをセット
出発となりました。めちゃくちゃ怖かった運転
ロサンゼルス空港からアナハイムのホテルまで、ハイウェイに乗って約45〜50分くらい。
このハイウェイがめちゃくちゃ怖かった…。
アメリカや海外のハイウェイはけっこうスピードを出すことは知っていたのですが、このドライバーはスピードを出している上に運転中もスマホを操作していました。
スマホ用の車載ホルダーもなく、脇に置いたかと思うと2,3分ごとに片手でながらスマホ…。
しかも追い越し車線をかなりのスピードで走っていたので恐怖でしかありません…。
「早く着いてほしい・・・」と心の中で願うばかりでした。
ホテルに着いた時は、心底ほっとしました。
帰ってきて調べたところ、カリフォルニア州では運転中スマホを手に持って操作することは法律で禁止されていました。
事前に知っていたら、その場で注意できたかも…。(小心者なので分かりませんが )
ライドシェアの方がよっぽど安心できると思い、帰り(ホテル
空港)はLyftにしました。ライドシェアは個人に評価がつくので、サービスや運転がひどいと感じたことはありませんし、評価の高い人を選ぶこともできます。
この送迎会社はCar Trawlerという会社でしたが、安易に“プライオリティ・パスが委託している会社だから安心だろう”と思ってはいけないなと痛感しました。
たまたま良くないドライバーにあたってしまっただけかもしれませんが、苦い経験となりました。
おわりに
グチのようになってしまいましたが、初めて利用したプライオリティ・パスの空港送迎についてお話ししました。
今回の教訓としては、“ 情報収集は大事!”ということ。
プライオリティ・パスの空港送迎についてはあまり情報がなかったので、どんなものかな?という興味もあり利用することにしました。
でも、
- 実際利用している人の口コミやレビューが見れる。
- 情報がたくさん出回っている。
などのサービスを利用する方が間違いないと痛感させられました。
海外旅行で送迎サービスを利用される際の参考にしていただければと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。